みやざき応援隊のぽよいちです。
いつもは宮崎県の県産品の紹介をしていますが、今回は沖縄編です。
私は宮崎県出身ですが、妻は沖縄県出身です。
そのため、年に1回は帰省という形で沖縄県に行っています。また、沖縄県産品を送っていただく機会もあり、
今回紹介する商品はこちら!
沖縄そばだし(株式会社ダイショー)

沖縄そばだしは、沖縄そばを作るときにスープの素です。沖縄の義父母は「そばだし」と呼んでいました。お湯で薄めるだけでスープが完成します。沖縄そばの麺は茹でたものを油でコーティングした状態で売っているものも多く、湯通しするだけで食べられるため、非常に簡単に沖縄そばを作ることができます。
また、そばだしはチャンプルー料理の味付けでもよく使われます。2歳になる息子が生まれたての時に育児の手伝いで義母が来てくれたのですが、優しい味付けでとても美味しかったです。そして、「自分でも作りたいなー」とお伝えしたら、定期的に沖縄から送っていただけるようになりました。
なお、義母が来てくれる時に「そばだし買っておいてー!」と言われたのですが、何のことか分からず私は「そばつゆ」を買ってきてしまいました。「分かる訳ないやろー!」と思いつつ、それだけ生活に密着した調味料なんだなと思いました。
作ってみた
お昼のお弁当のおかずでよく作る「フーチャンプルー」と「人参しりしり」を紹介します。
フーチャンプルー
個人的にはチャンプルー系で1番好きです。フーチャンプルーのフーは「お麩」のことで、沖縄ではチャンプルー麩がスーパーで買うことができます。今回はそばだしと一緒にチャンプルー麩も送っていただきました。こんなサイズで売ってます、ありがたやー!

今回はこちらのチャンプルー麩ではなく、前回送ってもらったチャンプルー麩を使いました。まずは水で戻します。10分ほどでしっかり水を吸って膨らみました。

水を絞った後に卵とそばだしを入れてよく混ぜます。


そして、野菜を炒める前にチャンプルー麩のみを焼きます。少し多めの油で焼き目をしっかりつけると美味しいです。


焼き目がついたら一旦取り出し、好きなお肉や野菜を炒めます。今回はお肉の代わりにコンビーフハッシュ(牛肉+ジャガイモ)を使いました。コンビーフで塩味を足せるのと、炒めていくとジャガイモのデンプンでとろみが出ます。

野菜に火が通ったら、チャンプルー麩を戻して軽く炒め、最後にそばだしで味付けして完成です。そばだし自体は塩味が強くないので、味の輪郭が出ないと感じる時は醤油を少し入れて塩味を足すと味が締まります。

もはや沖縄料理の枠を超えたおかずになりつつある、人参しりしり。「しりしり」は沖縄の方言で「千切り」や「すりおろす」という意味で、主に千切りした人参と卵を炒めたものを指します。「しりしり器」というおろし金も売っているそうです。
今回は沖縄県出身の妻直伝のレシピで作ってみました!
我が家にはしりしり器はないのですが、カインズで買った千切りできるピーラーを使って人参を3本千切りにします。この時点でも、だいぶ達成感があります…笑

人参を炒める前にシーチキンの油をフライパンに入れます。

流石にこの量の油では人参3本は炒められないので、少しごま油を足してから炒めます。

彩りと栄養価を鑑みて、小松菜も追加で炒めます。ある程度火が通ったところでシーチキンを1/2缶入れて合わせます。最後に卵を入れるのですが、残ったシーチキンの缶にぶち込んで混ぜます。洗わないといけない皿が1つ減るだけで、私は幸せです。


最後にそばだしで味付けして完成です。先程のフーチャンプルーと同様、味の輪郭が出ない場合は醤油を少し足すことで締まります。

こんな感じでタッパーに小分けしておき、仕事の日の昼のお弁当のおかずとして冷凍保存しています。平日にお弁当を作るのは大変なので、土日にまとめて作って平日は解凍して弁当箱に詰めるだけにしています。

食べてみた
どちらも美味しいです!そばだしはいろんなメーカーから販売されていますが、今回紹介するそばだしはパッケージの通りかつおの風味がしっかりしていました。今回は料理の味付けとして使ったため少し醤油を足しましたが、沖縄そばのスープとして使うのであれば何も足さなくてOKだと思いました。
どこで買える?
義母が送ってくれたものなので詳細はわかりかねますが、一般的なスーパーで買えると思います。
最後に
定期的に送ってもらえる沖縄そばだしを紹介しました。沖縄県外だと沖縄そばの麺だけを買える機会がないので、主に料理の味付けとして使っています。今回紹介したそばだしはかつおが強めなので、沖縄そばのスープとしての方が使いやすいかなと思いました。料理の味付けだと具材の味の濃さによっては醤油などを足した方が良さそうでした。
また、沖縄そばだしは各メーカーによってかつお強め、豚強めなどの特徴もあり、いろんなそばだしで食べ比べしてみるのも楽しいかなと思います。また、常温保存ではなく冷蔵品もあるようなので、沖縄に伺う際はスーパーで色々と探してみようと思います。
ぜひ皆様もそばだしを買って、お気に入りの沖縄料理を作って見てください!