初回掲載日:2024/7/22
みやざき応援隊のぽよいちです。
本ブログでは宮崎県の美味しいもの・素敵な場所を紹介しています。
今回紹介する商品はこちら!
三菜切干(宮崎カネキ食品)

切干大根について
宮崎県は切干大根の日本一の生産地です。全国的には切干大根と呼ばれますが、宮崎県内では千切(せんぎり)大根と呼ばれるのが一般的です。JAみやざきのHPによると、生大根と比べて日持ちするだけではなく栄養価が高いそうです。
生大根に比べビタミンB1、B2で16〜20倍、カルシウムで22倍、鉄48倍など栄養豊富です。干すことにより、リグニンと呼ばれる食物繊維が10倍くらいに増加すると言われています。
冬になると大根を干すためのやぐらが組まれます。このやぐらは切干大根ではなくたくあんなどの一本物に使われる大根を干すもので、宮崎に住んでいた時は当たり前の光景過ぎたのですが、宮崎を出てからは確かに見ないな…と改めて感じました。素敵な動画を見つけたので、ぜひ見てください!
三菜切干について
三菜切干は大根・にんじん・椎茸が切干されて1袋の中に入っている商品です。切干大根単品で購入する時の倍くらいの値段にはなりますが、にんじん・椎茸を切らずに入れられて時短調理になるので、非常に重宝しています。細切りなので戻りも早いです!
食べてみた
切干大根の煮物にしました。まずは何回か水洗いして10分ほど戻します。

水で戻ると切干大根に厚みが出ますね。椎茸も水で戻るため、戻し汁として使えないことはないですが、大根の辛味も少し出ますのでご注意ください。

400mlの水で出汁を取ります。私はいつも「かさこしい」を使っています。鰹(かつお)・鯖(さば)・昆布(こんぶ)・椎茸(しいたけ)が入ったとても万能な出汁です。

蛙亭イワクラさんの居酒屋プロジェクトでも重宝されていますね!
醤油大さじ、みりん大さじ、砂糖大さじを入れて煮汁は完成です。最近は醤油と砂糖を少し減らして戸村の焼肉のたれを入れることもあります。砂糖の甘みが果物の甘みに変わります。

最後に、固く水を絞った三菜切干・油揚げを加えて、落とし蓋をして煮込みます。

完成!最後は落とし蓋を外して水気を少し飛ばしました。

どこで買える?
私は現在は宮崎県外に住んでいるため、県産品の購入はいつもYahoo!ショッピング内にある「みやざき物産館KONNE」で行っています。2024年7月に記事を掲載した際には販売されていたのですが、本日(2025年10月1日)に改めて確認したところ、取り扱いがなくなっていました…。切干大根は12月〜2月頃に作られるため、在庫が枯渇しているのかもしれないですね…。
ちなみに収穫直後に販売される切干大根は「新物」として販売されています。保存期間が短ければ酸化や香りの抜けていないため、きっと美味しいはずです。次回の帰省の際には宮崎県庁横のみやざき物産館KONNEで探してみようと思います!
最後に
大根・人参・椎茸を切干乾燥させた「三菜切干」を紹介しました。大根以外の具材も切干されているので時短調理ができ、「あともう1品作りたい!」という際に重宝しています。今年の冬も宮崎に帰省するので、今回こそは「新物の三菜切干」を手に入れて帰りたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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